2009.3.14 利回りと間取り

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2009.3.14 利回りと間取り

先日、商談中の新築マンション計画のプランについて、地場の不動産業者の方と打合せを行いました。
その不動産業者さん曰く、「新築から5年位までは、20㎡前後の1Kタイプでも入居は大丈夫だろうけど、それ以降は非常に厳しくなるよ。少子高齢化で、単身ターゲットの需要は減るし、今から建てるなら絶対1LDK!最低40㎡は欲しいね。」とのご意見を頂きました。
う~ん、なるほどごもっともです。私もそう思います。ですが、いつも悩むのが、事業収支との兼ね合いなんです。私は依頼を受けた物件については、その地域での市場性や賃貸の需給バランス等を考慮してプランを提案させて頂いておりますが、どんな場所でもお決まりの1K20㎡前後のプランでとにかく戸数を稼ぐようなプランは、よっぽど立地条件が良くない限りは提案致しません。
ただ、オーナー様は事業として賃貸経営を行いますので、少しでも収益が良いほうがいいのですが、当然1LDKのような間取りでは戸数が減るので、収益は落ちます。このギャップにいつも頭を悩ませるのです。
将来の空室リスクには目をつぶり目の前の収益性を取るか、多少収益性は落ちても長期安定経営を目指すか。
でもどっちが正しいとかではなく、狭い間取りでも魅力ある建物にすればよいし、広い間取りでも陳腐な建物だったら、古くなったら入らないと思います。ようするに、プランのみで考えるのではなく、建物のデザインや設備など、トータルで提案していけばいいのだと思っております。(あとコストも重要なポイントです)